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グアムの水はそのまま飲める? グアムの水事情について

日本では、その土地の環境になじめない場合に使う言葉として、「水が合わない」というものがあります。そのくらい、旅先で特に気になるのは、現地の水事情。せっかくリゾートステイをするからには、体調を崩すことなく、元気にめいっぱい楽しみたいですね。ここでは、グアムの水事情を紹介します。現地に行く前に、グアムの水事情を知っておきましょう。


グアムの水道水は飲んでも大丈夫?


グアムの水は飲むことはできますが、ローカルの人も飲み水はお店で購入して飲むのが一般的です。よく言われることではありますが、日本の水のように、水道水でも極めて高い安全度を誇る国というのは、それほど多くはありません。
元々、グアムの水道水は石灰質を多く含んでいます。私たちが普段飲んでいる日本の水は、なめらかでクセのない軟水ですが、グアムの水は硬水。飲みなれないとお腹がゆるくなる場合があるため、特にお腹の弱い人や子ども、高齢者の方は、避けた方が良いでしょう。


グアムに水を持ち込むことはできる?


現地で調達するよりも、「日本から水を持ち込みたい」と考える人もいるでしょう。これは可能なのでしょうか?
日本から水を持ち込むことは、理屈上は可能です。ただし、それには細かい制約があります。第一に、機内への持ち込み荷物には水は入れられません。手荷物検査のときに捨てるように指示されます。
スーツケースの中にならば入れていくことはできます。ただ、クラスなどによって多少の違いはあるにせよ、海外旅行に持って行ける荷物の重さは23キロが一般的です。2リットルのボトルを2本入れてしまえば、それでもう4キロになってしまいます。
また、たとえ4リットルの水を持って行ったとしても、「冷たい水を飲みたい」などのようなこともたびたびあるはず。特に夏場は、冷水が恋しくなることでしょう。
このようなことをあわせて考えれば、「お腹が弱くて、すぐに壊してしまう子どもがいる。日本の水以外を使うのは不安」「昔海外で、軟水を飲んだ。それでもお腹を壊した経験がある」などの場合以外は、現地で調達する方が現実的だと言えるでしょう。


ミネラルウォーターを買うときに気を付けることは?


ミネラルウォーターは、現地のスーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入することができます。いくつかの種類がありますが、買うときに注意したいのは、製品によって硬度がさまざまであるということ。お腹の弱い人や子ども、赤ちゃんのミルク用、飲み慣れた日本の水に近いものを好む人は、硬度の低い軟水のミネラルウォーターを選ぶようにしましょう。
ミネラルウォーターの硬度は、ボトルの成分表示でチェックすることができます。一般的に軟水は硬度0〜120 mg/l 未満、硬水は300 mg/l以上と表示されています。
有名な海外のミネラルウォーターでは、「クリスタルカイザー」、「ボルビック」などが軟水です。


グアムの水の平均価格


スーパーやレストラン、コンビニエンスストアなど、さまざまなところで水が売られています。そのため、商品や、売られる場所によって値段は異なります。
ただ、1つの基準としては、「500ミリリットルで1ドル程度」というのがあります。日本のそれと、ほとんど物価は変わらないと考えれば良いでしょう。
世界各国の共通認識ではありますが、一般的に、よく知られたブランドのものの方が高い傾向にはあります。もっとも、「日本で同じペットボトルの水を飲んでいた」「日本にいるときに、いつもこれを常用していた」というものがあれば、それを使うのが安心です。特に、疲れが出ている時や、体調があまり優れないときは、飲みなれた水を選びたいものですね。


ホテルの水は飲んでも大丈夫?


ホテルの水道水は硬水のものが多いためお腹を壊す人もいるので、飲む際には注意しましょう。飲み水は別途、部屋の冷蔵庫に備えられたものを利用するようにしてください。ただし、大型のホテルでは飲用に適した水を、ウォーターサーバーで提供している場合もあるようです。
ただ、ウォーターサーバーで使われている水が、「どれくらいの硬度のものか」というのは、消費者側にはわかりにくいでしょう。日本は軟水の文化ですが、グアムは硬水の文化です。そのため、ウォーターサーバーで使われている水も、硬水である可能性は十二分にあると言えるでしょう。
このような「硬水」は、決して「飲用に適さない水」ではありません。ただ、日本人のお腹と口には会わない可能性もあります。特に、消化器官が未発達である小さなお子さん(乳幼児)の調乳に使う場合や、お腹が弱い人が飲むという場合は、慎重になった方がよいでしょう。
おすすめなのは、スーパーやコンビニエンスストアで、硬度が低い水を買うことです。グアムでも、硬度があまりない水も売られていますから、これを買うようにしましょう。事前に、「軟水だ」とわかっている水の種類をいくつかチェックしておくと、迷うことがなくておすすめです。


グアムの水でシャンプーするとゴワつくのでは?


常夏のグアムでは、海で泳いだり、強い紫外線にさらされたりと、髪や頭皮へのダメージが気になるところ。加えて、グアムの水で髪を洗うと、水の中に含まれている石灰質が髪に付着したまま残ってしまい、ゴワついたり、パサついたりすることがあります。
実は、日本のシャンプーは軟水で洗うことを前提に作られているので、硬水では泡立ちが悪く、汚れが落ちにくくなってしまうのです。現地で販売されているシャンプーやコンディショナーを購入してみてはいかがでしょうか。硬水で洗うことを前提に作られているので、日本のシャンプーよりも泡立ちがよく、石灰質が洗い流しやすくなるはずです。
常夏のグアムでは、熱中症にならないためにも、こまめな水分補給が大切です。日本の水との違いを把握して、自分にあった水を選び、思わぬ体調不良やトラブルにならないよう気を付けてくださいね。

作成日:2017/06/13