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グアム旅行前に受けておきたい予防接種

海外旅行で感染症にかかってしまうと体調不良や何らかの病気を発症する可能性があり、大変危険です。その対策としては「予防接種」があげられますが、日本人が多く訪れる「グアム」に行くときにも予防接種は必要なのでしょうか。

予防接種はするべき?

グアム旅行前の予防接種は、短期旅行であれば特に必要ないと言えるでしょう。ただ、長期滞在を予定しているのであれば、できる限り受けることをおすすめします。具体的に感染のリスクが高いと言われているのは、以下の2種類の病気です。

・A型肝炎
A型肝炎ウイルスが体内に侵入して発症する感染症です。発熱、だるさ、吐き気などを引き起こし、皮膚が黄色くなる黄疸が現われます。潜伏期間が長いため、帰国したあとに発症することもある病気で、感染経路は汚れた水や食品による経口摂取が多いとされます。

・破傷風
ケガをした部分から破傷風菌が侵入することで発症します。症状は手足のしびれや首筋のこりなどが起こり、重篤化すると全身の痙攣や呼吸困難などに陥ります。治療が遅れると、死に至ることもある危険な病気です。

日本から持っていくべき薬

日常的に服用している薬は忘れずに持っていきましょう。海外の薬局では外国製品しか販売されていませんし、体質に合わないこともあるので飲み慣れたものを持ち歩くようにしてください。

また、環境の変化などによってお腹を壊しやすい方は胃腸薬を、お通じが悪くなる方は便秘薬を持参するなど、自分の体調に合わせて薬を持参します。体調を崩して免疫力が弱くなると感染症にかかるリスクも高まるために、万全の体調を維持できるよう念入りに準備してください。

どんな予防接種を受けるべき?

グアム旅行前に受けるべき予防接種は、上記であげた「A型肺炎」と「破傷風」の2つが基本となります。A型肝炎ワクチンは、複数回打たなければいけないものと、1回の摂取で効果が得られるものがありますので、渡航までの期間を考慮して自分に合ったタイプを選びましょう。判断が難しいときは、病院に相談して決めるようにしてください。

一方、破傷風の予防接種は約10年間効果が持続しますが、前回予防接種を行ったのが子供の頃であれば、1回の追加摂取を受けることをおすすめします。また10年以上経過している方は、合計3回の予防接種が必要となります。

現地で病気になってしまったら

体調管理を万全にしていても、旅行中に体調を崩してしまう場合もあります。しかし、英語に自信がない人は、現地の病院にかかることに抵抗を感じることでしょう。そこで知っておきたいのが、日本人旅行者向けのクリニック「日本旅行者クリニック」です。

日本人医師、スタッフが常駐しているため言語に関する心配がなく、診療内容も内科や小児科を中心にケガの縫合もできる充実した設備が整っています。ただし完全予約制ですので、電話で問い合わせをしてから出向くと良いでしょう。

安全にかつ、快適に旅行を楽しむためには、それ相応の準備が必要です。予防接種を受けておけば旅行中に感染症を患う心配はありませんので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

作成日:2016/02/05