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海外旅行にペットを連れて行く際に気をつけること


海外に行く際には、家族同然であるペットを一緒に連れて行きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。しかしペットを一緒に海外旅行へ連れて行くにはさまざまな注意点について確認しておく必要があります。

今回は海外旅行にペットを連れて行く際の注意点についてご紹介いたします。

海外旅行にペットは連れていける?

海外旅行の多くは飛行機を利用するかと思いますが、ペットも手続きを行うことで飛行機に乗せることができます。ただ、国によっては動物の入国に制限があることもありますので、事前に確認しておく必要があります。また暑さに弱い短頭種(ブルドッグやシーズーなど)は、夏季の輸送を制限している航空会社もあるので注意しましょう。

ペットは「貨物」扱いになるので、小型犬や小動物であっても、飼い主と一緒に客室で過ごすことはできず、ゲージの中に入って貨物室で過ごします(海外の航空会社によっては小型犬のみ客室で過ごせる例外もあり)。一度離陸すると途中で様子を見に行ったりすることができません。

貨物室は客室と同じように温度や気圧は管理されていますが、特に長時間のフライトの場合はペットに相当な負荷やストレスがかかります。普段からストレスを溜めやすい性格のペットであれば、ペットホテルなどに預ける方法も一度検討してみてはどうでしょうか。

ペットが出国するための手続き

ペットは動物になりますので、飛行機に乗せるためには所定の手続きや準備が必要です。当日になって不備などないようにしっかりとポイントを押さえておきましょう。

① ゲージの準備
飛行機に乗せる際には、ペットを入れるゲージ(ペットクレート)を準備する必要があります。航空会社によっては貸し出しサービスも行っていますが、できれば事前に準備しておき、ペットが落ち着いて中で過ごせるようにあらかじめ慣らしておきましょう。

水漏れのない給水器は取り付けることができます。なお、規格外のサイズや紙などでできた簡易タイプのゲージは使用できませんので注意してください。

② 書類の準備
航空会社の同意書の他、輸出検疫証明書や出入国許可証、輸入証明や健康許可、予防接種証明などの各書類が必要となります。必要な書類は渡航先によっても変わりますので、大使館や検疫機関などを通じて確認するようにしてください。同時に航空会社へペットを預ける予約もしておきましょう。

③空港に着いたら
旅行当日は、ペットと一緒にチェックインカウンターへ行き、書類の提出や料金の支払いなどの手続きを行います。ペットをチェックインカウンターで預けた時点から、食事などはできなくなりますので、事前に十分与えておくようにしてください。

④到着空港で受け取る
到着空港のロビーでゲージを直接受け取ります。到着空港の検疫所で手続きを終えて入国という流れになります。この時点でペットにはかなりの負担がかかっていると思いますので、水分補給や食事をとらせた後はできるだけ安静に休ませてあげるようにしましょう。

ペットを海外旅行に連れて行く際の注意点

「普段からゲージに入ったことがない」、「長時間飼い主と離れ離れになったことがない」、「ちょっとした環境変化で体調を崩しやすい」ペットは、飛行機に乗せる前に獣医師などに一度相談しておいたほうが良いでしょう。

ロビーや貨物室内はエアコンが効いているものの、空港内から飛行機へ移動させる際は外気の影響を受けやすく、特に夏場はペットの負担も大きくなります。犬種によっては夏場の輸送を制限している航空会社もありますし、それ以外の動物でも、大きな温度差は衰弱の原因にもなります。可能であれば朝晩など涼しい時間帯のフライトを選ぶことも大切です。

また、生後8週以下の犬や猫、妊娠している動物、健康状態が悪い動物も制限がかかる場合があります。あらかじめ獣医師や航空会社に相談してみてください。

上記のことを参考にしていただきながら家族の一員であるペットにも旅行を楽しんでもらえるよう、事前の準備はしっかりと行うようにしましょう。

作成日:2015/12/29