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スーツケースのサイズを選ぶ際に、ひとつのポイントとなるのが「宿泊日数」です。自分はどのくらいの日数で旅行することが多いのかを考えれば、だいたいの大きさが分かります。ここではスーツケースを選ぶときの目安として、宿泊する日数に応じたサイズをご紹介します。

宿泊日数から考えるスーツケースのサイズ

宿泊する日数に応じたスーツケースのサイズは、以下のとおりです。

・1泊2日の場合
1泊2日の旅行には大容量のスーツケースは不要ですので、20～40リットル程度で小型のものを選ぶと良いでしょう。ソフトケースのラインナップでも対応できる大きさであり、デザイン性も多岐にわたります。持ち運びやすさなども考慮して、自分が気に入ったアイテムを選びましょう。

・2泊3日、3泊4日の場合
2泊3日、もしくは3泊4日の旅行では、40～70リットル程度の中型サイズがおすすめです。このサイズであれば、耐久性の高いブランドものであっても2万円程度から購入できますし、機内持ち込み可能な大きさを選べば空港で荷物受取の待ち時間が不要なのでストレスレスです。

・5泊以上の場合
5泊以上の旅行は、60リットル以上のアイテムに絞り、十分な容量を確保しましょう。このサイズになると、スーツケース自体の重量が重くなりがちですので、力のない女性はキャスターの小回りが利くなど使用感を重視して選ぶことをおすすめします。

旅行先や目的によっても適切な大きさは異なる

日数とは異なるポイントとして、渡航先の気候や旅行の目的による選び方があります。

・寒い地域へ旅行する場合
寒い地域に旅行するときはたくさんの防寒具が必要になるので、中型から大型のスーツケースを選びましょう。厚手のセーターなどは思いのほかかさばりますし、冬服は夏服に比べて価格が高い傾向にあるため、現地で購入すると費用がかさむ恐れがあります。身軽にしようと意識するあまり荷物を減らしすぎて現地で寒い思いをしたり、風邪をひいてしまうことがないよう気を付けましょう。

・暖かい地域へ旅行する場合
反対に暖かい地域に旅行する場合は、小型のスーツケースでも対応可能です。Tシャツなどの夏服や水着はあまりかさばりませんし、薄手の洋服は乾きやすいため現地で洗濯をすると考えて枚数を減らすことも可能です。また主要な観光地であれば、サンダルや帽子などは現地で安く調達することもできるでしょう。

・買い物が目的の場合
ショッピングが目的の旅行をするなら、中型から大型のスーツケースがおすすめ。さらに、スーツケースの片側は買ったものを入れられるよう空きの状態にしておきましょう。そしてサブバッグもいくつか用意し、荷物が増えても対応できるように準備しておきます。

せっかくの機会ですから、荷物の容量を気にせずに思いっきりショッピングが楽しめるくらいの余裕を持って出発しましょう。

スーツケースへの荷物の上手な詰め方

荷物の上手な詰め方は、持ち運びの際にスーツケースが安定するように重いものを下に入れることが基本です。例えば、書類や本、女性であれば化粧水のボトルなど、重くて型くずれしにくいものを一番下に入れると良いでしょう。また、壊れ物を持ち運ぶときは、タオルや衣類でカバーすると安心です。最後に中身が動かないように、ゴムやバンドでしっかりと固定すれば完成です。

スーツケースのサイズは、はじめに宿泊する日数をもとに選び、次に旅行先の気候や旅行の目的を踏まえてもう一度考えてみてください。そうすれば自分にピッタリなアイテムが見つかるはずです。

作成日：2016/02/05