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海外旅行は、荷物を準備する段階からワクワク心が躍るものです。ついつい、これもあれもと持って行きたくなってしまいがちですが、空港で重量オーバーになってしまっては、超過料金を要求されたり、現地で買ったお土産を持って帰れなかったりと、面倒な問題が発生してしまいます。

せっかくの旅行中に、そのようなことが起こらないよう、ここでは荷造りで失敗しないコツについて紹介していきます。

旅行用の荷物に、余計なものは入れない！

旅行中の「もしも」に備えて、必要になりそうなものを考え始めるとキリがありません。「もしかしたら起きるかもしれない事態」というのは、ほとんど起きない事態と言っても良いのではないでしょうか。もし本当に必要になったとしても、旅行先で買えることがほとんどです。

また、余計なものを持っていこうとして、空港で荷物の重量制限にひっかかってしまい、ムダに超過料金を支払う必要が出たり、空港で捨てなければいけなくなったりなんてこともあり得ます。

さらには、旅行の醍醐味のひとつである、お土産や現地の思い出の品を持ち帰れなくなる可能性も。せっかく気に入ったものがあっても、荷物のスペースが無くて買えないなんて、悲しいですよね。

旅行に行く際は、このようなことも念頭に置いた上で、できるだけスーツケースに余裕を持たせるようにして、余計なものを持っていかないように意識するようにしましょう。

ムダのない荷造りのコツとは？

旅行先に余計なものを持って行かないために、具体的に以下のような荷造りのコツがあります。

・荷物に優先順位をつける
荷造りの際、思いつくままに荷物を詰めていたのでは、必要なものを忘れたり、いらないものを詰めてしまったりする可能性があります。荷物を準備するときには、旅行中の行動を考えながら、「絶対に必要なもの」、「必要になるかもしれないもの」、「必要というほどでもないけど、あったら便利なもの」というように、必要レベルを分けて書き出してみましょう。

スーツケースの空きスペースを見ながら、必要度の高いものから順に詰めていくことをおすすめします。

・とにかくコンパクトにする
旅行先で必要なものでも、コンパクトにまとめることで荷物の量を減らすことはできるでしょう。例えば、洗顔料や化粧品などは、市販されているお泊り用サイズのものを用意したり、必要な分だけ小分けにして、小さい容器に入れて持って行ったりすることをおすすめします。

さらに、衣類は圧縮袋を使うようにしましょう。冬場などは特に厚みのある衣類が多いので圧縮袋を使うとかなりコンパクトに納めることができます。

荷物を詰める順番にもコツがある！

旅行用の荷造りをする際、その順番にもコツがあります。以下を参考に、効率的に荷物を詰めるようにしましょう。

・重たいものはバランスを見ながら入れる
重量のあるものは下部分に入れたり、スーツケースの場合は左右で重さが均等になるように荷物を入れていくことでカバンが安定します。また、リュックの場合は平らなものを背中側に入れると、背負ったときにごつごつした感覚がなく安定します。

・割れものは真ん中に
壊れやすいものは、衣類と衣類の間に挟んだりしながら中心部分に置くようにして、クッション性を良くしましょう。

・隙間に洋服を詰めていこう
洋服をたたむ際は、左右を折りたたんでから、下からくるくると巻いて棒状にするとシワになりにくくなります。このようにたためば、かなりコンパクトになるので、荷物と荷物の隙間に埋めていくと良いでしょう。

化粧品の扱いに気を付けよう

化粧品などの液体を持って行く場合は、キャップが固くしまっていることをよく確認してからカバンに入れるようにしましょう。また、チャック付きのビニール袋に入れておけば、万が一漏れたときでも、被害を最小限に抑えられます。

荷造りのときにこのような手間を省いたために「旅行先で荷物を開けたら、全部べっとり濡れて使えなくなっていた」なんて事態にならないように気を付けましょう。

荷造りを失敗したために、旅行中にハプニングが起きたり、重量オーバーで課金が必要になったり、旅行先で買ったお土産を持って帰れなくなったりといったことにならないよう、荷造りのコツをしっかりマスターしておきましょう。

作成日：2015/08/17