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グアムは変圧器が必要? グアムの電気事情

グアムはアメリカ合衆国の自治属領(準州)であるものの、インフラの整備具合はアメリカ本国とも日本とも異なるところがあります。快適な旅に備えて、グアムでの電気事情について把握しておきましょう。

突発的な停電にあわてないで

グアムでは、予告なく停電が起こることがあります。ホテルの廊下が突然真っ暗になった、エレベーターが止まって中に閉じ込められた、エアコンが使えなくなった、トイレが断水して水が流せなくなった……などの経験をする可能性があるのです。

ただ、大規模ホテルやショッピングモール、オフィスビルなどではジェネレーター(自家発電)を備え、突然の停電に対応しているので、停電が起こっても迅速に復旧されます。

しかし最も注意が必要なのは、信号機が消えてしまうことです。もし町中を歩いていて、あるいはレンタカーを運転していて信号機が消えている場合は、目視でしっかり安全を確認して進むしかありません。地元の人たちは停電に慣れているため、周りの交通の流れに乗って、落ち着いて歩行や運転をしましょう。

街灯のない場所には行かないで

観光客の中には、日が落ちて涼しくなってから食事やショッピング、散歩へと繰り出す人が多いのですが、そんなときには注意が必要です。観光客が多く滞在するタモン地区のサン・ヴィトレス・ロード(ホテルロード)でも、街灯が少ないところもあるため十分に注意してください。

そのため、街灯の少ない場所には絶対に近付かないようにしましょう。日が暮れた後に移動する際には、街灯のあるにぎやかな道しか歩かない、またはショッピングモールとホテルを結ぶシャトルバスやタクシーを利用することをおすすめします。

日本とグアムでは電圧が異なる

日本の電圧が100ボルトであるのに対して、グアムの電圧は110~120ボルトと少し高い電圧になっています。
電圧が異なるものの、パソコン、デジカメ、スマートフォンなどの充電アダプターは、電圧が100~240ボルトまで対応できるユニバーサルタイプとなっていることが多く、その場合はそのまま使うことができます。充電アダプターや説明書に記載の対応電圧を確認するようにしましょう。

ただ、100ボルト仕様の日本の電化製品をそのまま使うと、故障や火災の原因になります。その際は、電圧の違いにも対応している海外旅行用のものを用意するか、変圧器を使用するようにしたほうが安全です。

コンセントはそのまま使用できる

グアムのコンセントは、2種類あります。

1つは2穴タイプで、日本の電化製品のプラグをそのまま差し込むことができます。もう1つは3穴のコンセントであり、その中の2穴にプラグを差し込めば、こちらも問題なく使用することができます。

どちらのコンセント形状も日本のプラグがそのまま差し込めるので、製品によっては、グアムでもプラグ変換のキットを使う必要はありません。

ただ、ホテル内のコンセントの数には限りがあります。カメラやスマホ、パソコンなど充電しなくてはならないものをたくさん持っていく人は、テーブルタップを持っていくことをおすすめします。海外対応のテーブルタップであればより安心でしょう。

ただし、ポットやドライヤーなど熱を発する電気器具を使用する際に、テーブルタップの電源を使うのはやめましょう。ワット数をオーバーすると、ブレーカーが飛び、ホテルの宿泊者に迷惑を掛ける場合があります。

日本から比較的近い海外リゾート地として、身近でかつ都会的な要素も持ちあわせるグアム。日本人観光客も多く日本と近い環境であると言えども、やはり外国です。治安面だけでなく電気事情も異なることを理解した上で、旅行に臨むようにしましょう。

作成日:2015/08/06