スペイン統治時代の香りが今も色濃く残る、グアムの首都「ハガニア」。ホテル街のあるタモン地区からシャトルバスで30分ほどのところにあり、話題のレストランやおしゃれなショップだけでなく、歴史的建造物など見所満載のエリアです。
そこで今回は、欧風文化とグアム固有の文化が見事に融合したコンパクトタウン「ハガニア」について、おすすめの観光スポットを詳しく紹介していきます。
たくさんの観光スポットがあるハガニアエリアですが、ホテル街のあるタモン地区からは少し距離があるため、バスでの移動が必要になります。おすすめはホテル街から出ている赤いシャトルバスを利用する方法。
まずは「タモンシャトル」に乗って「グアムプレニアムアウトレット(GPO)まで行き、そこから「レオパレスシャトル」に乗り換えれば、ハガニアエリアにある「アガニャショッピングセンター前」まで30分程度で行くことが可能です。
ただし、バスによっては本数の少ないものもあるので、必ず事前に確認をしておきましょう。
それ以外の方法としては、レンタカーやツアーなどを利用して、ドライブをしながらハガニアエリアを目指すという方法もあります。
歴史的建造物から新しく誕生した話題のスポットまで、ハガニア散策で一度は訪れておきたいおすすめの観光名所をご紹介していきます。
スペイン広場の東側に位置する、1669年にグアムで最初に建てられたカトリック教会です。別名「ハガニア大聖堂バシリカ」とも呼ばれていて、毎週日曜日には礼拝も行われています。青空に映える白亜の建物や大聖堂のステンドグラスは、一見の価値ありです。
アクセス:ハガニアシャトルバスに乗って、聖母マリア大聖堂で下車。スペイン広場の隣。
営業時間:10:00~16:00
休館日:無休
1736年~1898年にかけてスペイン総督邸があった場所です。現在は、総督邸の一部だけが残されていて、中庭には「チョコレート・ハウス」と呼ばれる当時の貴婦人たちの社交場だった円形の建物が再現されています。
アクセス:ハガニアシャトルバスに乗って、聖母マリア大聖堂で下車すぐ。
営業時間:終日開放
2017年3月にスペイン広場の向かいにオープンしたばかりの博物館で、グアムの長い歴史やチャロモの文化を知ることができるスポットです。その当時の写真や民芸品、伝統であるカヌーのミニチュアなどが展示されています。スタイリッシュなデザインの建物は、ハガニアの新しいランドマークになりそう。
アクセス:ハガニアシャトルバスに乗って、聖母マリア大聖堂で下車すぐ。
営業時間:10:00~17:00(火~土曜日)、11:00~17:00(日曜日)
定休日:月曜日、感謝祭、クリスマス、元旦、イースター
入館料:大人3ドル
グアムを代表する展望台で、ハガニア湾の絶景はもちろん、遠く離れた恋人岬まで眺めることができ、グアムでも屈指の夜景スポットとしても人気があります。さらに、旧スペイン軍の拠点跡地でもあるため、いまも3基の大砲が残されており、その歴史に触れることができます。
アクセス:ハガニアシャトルバスに乗って、聖母マリア大聖堂で下車。大聖堂の裏にあるラッテストーン公園の脇にある坂道を上った先。
営業時間:終日開放
聖母マリア大聖堂から歩いて10分ほどのところにある公園です。敷地面積は決して広くはありませんが、園内には第二次世界大戦中に利用された旧日本軍の防空壕が当時のまま残されていたり、「ラッテストーン」と呼ばれるサンゴで出来た1.5~2mの石柱群が並んでいて、グアムの歴史やチャロモ文化を感じることができます。
アクセス:ハガニアシャトルバスに乗って、聖母マリア大聖堂で下車すぐ。
営業時間:終日開放
グアム旅行の楽しみというと、真っ先に思い浮かぶのはマリンスポーツですが、首都のハガニアにはたくさんの観光名所があるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
作成日:2017/07/31