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海外旅行に行く時、家族の一員だから連れて行きたいけど、なかなか連れて行くのが難しいペット。どこかに預けなくてはいけませんが、大切な家族ですから、信頼出来る所に預けたいものです。

そのためには日頃からどこへ預けるべきかを考えておく必要があります。いざ旅行へという時に慌てないよう、ペットの預け先、またそのための準備はどのようなものが必要かなどについて紹介します。

ペットの預け先、どんな所がある？

まずはペットを預ける方法ですが、家族や友人など親しい人に預ける、ペットホテルに預ける、ペットシッターに来てもらう、主にこの3つの方法があります。いずれの方法にしても預け先の選び方や利用する際の注意点などがあります。では、いったいどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

●家族や友人
「家族や友人に預けるのならきっと大丈夫」そう思いがちですが、その中でも「信頼出来る人」に預けるのが何よりも大切です。どんなに仲の良い人であってもペットに関する知識が全く無い人や、動物があまり好きではないという人に預けてしまうと、後々トラブルになる可能性もあります。

家族であっても友人であっても、この人であれば安心という人に預けるようにしましょう。そして、お迎えの時にはおみやげも忘れずに。必ずお礼の言葉を一言添えて渡すようにしてください。

●ペットホテル
ペットホテルには専門の施設の他ペットショップやトリミングサロン、動物病院に併設している施設などもあります。設備やサービスが施設によって異なるので、ペットに合っている施設を選ぶようにしましょう。

まず部屋のタイプですが、ゲージの場合、中でじっとしているのが苦手な場合や、他のペットの鳴き声がストレスの元となる場合があります。風邪などがうつる時もありますので、少し料金が高めでも個室利用をおすすめします。

散歩をしてもらえるのか、夜間もスタッフが常駐しているか、病気になった時にはどのように対応してもらえるのかなどもチェックを。また動物取扱業としての登録を受けているかどうかも忘れずに確認するようにしてください。預ける前にまずは見学をして、実際に旅行に行く前に1日預けてみるのが良いでしょう。ペットが何事もなく過ごせるかどうか、いざという時には迎えに行ける状態で一度試してみましょう。

●ペットシッター
「ペットホテルに預けたいけど環境が変わると調子が悪くなってしまう……」そんなペットには環境を変えずに自宅で世話をしてもらえる、ペットシッターを利用する方法があります。ただしペットとシッターの相性がとても重要になってくるので、お願いする際には、事前に飼い主とペット、そしてシッターで面談をする事が多いようです。

中には、「留守の間に自宅の鍵を預けるのはちょっと心配……」という方もいるかもしれませんが、ペットシッターはペットの世話をするだけでなく、長期不在という事が分からないよう、郵便物などを家の中に入れる事や、カーテンの開け閉めをするなど、防犯対策を行ってくれる所も増えているようです。

預けるための準備は？

どういった所に預けるかを決めたら次は準備です。まず、預ける前に健康診断を受け、伝染病を予防するためのワクチン接種やなど受けさせるようにしましょう。ペットホテルに預ける場合はこれは必須になります。

また何らかの理由で迷子になってしまった時のため、名札を付けた首輪もさせるようにしましょう。またゲージに慣れさせておいて、限られた空間でも落ち着いて過ごせるように練習もしておくようにしてください。

ペットは大切な家族の一員です。どういった預け方が一番合うのかよく考え、きちんと下調べをする事も必要ですし、ペットがその環境に馴染めるよう、事前にしつけなどもしなければいけません。

ただでさえ忙しい出発前、預け先を探したり準備が大変ですが、ペットのため、そして自分自身も安心して旅行に臨めるようにしっかりと行うようにしましょう。

作成日：2015/12/08