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飛行機のオーバーブッキング にあった際の対処法


きちんと飛行機のチケットを予約していたにもかかわらず、「飛行機に乗れなかった」という話を聞いたことはありませんか。乗客にとってはかなり理不尽な話ですが、これは「オーバーブッキング」によるものが原因です。

今回はオーバーブッキングの仕組みや、実際にオーバーブッキングされた際の対処法についてご紹介いたします。

オーバーブッキングとは

飛行機は電車やバスと違い、キャンセル率が比較的高い乗り物の1つです。理由としては遅刻して乗り遅れる人がいる、往復で予約していたが復路を変更する人、土壇場になってキャンセルする人が多いのが原因と考えられます。

通常のキャンセル率は1割程度だと言われていますが、便や時期によってはそれ以上のキャンセルが出ることもあります。航空会社はこのような状況のまま予約を受けていては、常に定員割れで飛行機を飛ばさなければいけません。

そのため各航空会社では、あらかじめキャンセルする人数を予測し、搭乗率がちょうど100%になるように通常より多めの予約を受け付けています。

例えば、常に1割程度のキャンセル率がある便の場合は、座席数500に対して、550の予約を受け付けるということです。これをオーバーブッキングとよび、直訳すると過剰予約という意味になります。

しかし予測に反してキャンセル数が少なく、500の座席数に対して520人の客が空港に来た場合、必然的に20人は飛行機に乗れません。「オーバーブッキングにより乗れない」というのはこのような状況を指すものであり、国際線、国内線に問わずよくあるトラブルの1つです。

オーバーブッキングされたらどうなる?

オーバーブッキングになってしまった場合、一般的には次の便や別便に案内されます。また、すぐに代替便が手配できない場合は、翌日に振り替えられる場合もありますが、宿泊や食事などの費用は、基本的に航空会社が補償してくれます。

どうしても急ぎでその便に乗らなければならない場合は交渉次第で、誰か別の方に替わってもらえるように呼びかけてもらえたり、上級クラスの席が空いている場合はアップグレードしてもえることもありますが、確実性はなく、ケースバイケースだと思っておいたほうが良いでしょう。

日程に余裕がある場合は、別便に乗る方法も良いかと思いますが、乗り継ぎなどが控えていたり、時間の都合でどうしてもその飛行機に乗らなくてはいけない場合は、積極的に航空会社スタッフに交渉してみるようにしましょう。

オーバーブッキングを回避するには?

オーバーブッキングを回避するための効果的なポイントとして、まず早めのチェックインを心がけるようにしてください。

オーバーブッキングはチェックインの最終段階で判明することが多く、締め切り間際ではすでにオーバーブッキングになってしまうケースが多くあります。時間には余裕を持って空港に到着するようにし、早めにチェックインするようにしましょう。

また、チケットの種類によって優先順位が違うといったケースもあるため、正規航空券やPEX航空券など、航空会社から直接購入したチケットで座席指定を行っておくことで、オーバーブッキングを回避できる可能性が高まります。

オーバーブッキングになってしまった際に、被害を最小限にとどめるため直行便を予約することも大切です。乗り継ぎ便を予約した場合にオーバーブッキングになってしまうと、乗り継ぎの飛行機にも影響が出るため、手続きが非常に複雑になってしまいます。特に違う航空会社で乗り継ぐ場合は融通が効かないことが多いので注意しましょう。

オーバーブッキングは他人事と思われがちですが、飛行機を利用する限りオーバーブッキングは誰にでも起こり得る問題です。上記を参考にしていただきながら、オーバーブッキングの対処法を頭に入れておきましょう。

作成日:2015/12/29