グアム旅行のおすすめ情報です。

日本から気軽に行けるビーチリゾートとして人気のグアムですが、いざ旅行をする際に気になるのが現地の物価のこと。現地滞在中の交通費や食費、お土産代など、ありとあらゆるものに関わる部分ですから、物価については旅行前にしっかりと調べておきたいところです。
そこで今回は、グアムの物価について、それぞれの相場と合わせて詳しく紹介していきます。

グアムの通貨は？

グアムの通貨単位は「アメリカドル」。一般的に流通している紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、1ドルの6種類ですが、100ドル紙幣は金額が大きいので偽札が疑われたり、お釣りが多くなって嫌がられるため、グアム旅行をする際には避けた方が良いでしょう。

反対に1ドル紙幣はチップなどでよく使うので、多めに準備しておくのがおすすめです。硬貨は1セント、5セント、10セント、25セント、50セント、100セントの6種類がありますが、50セントと100セントはほとんど流通していません。
硬貨は紙幣のように金額が書かれていないため、支払いの時に混乱してしまう人もいるようなので、硬貨の大きさで金額を把握すると良いでしょう。

グアムの交通費の相場

グアムでの移動手段はシャトルバスかタクシーを利用するのが一般的です。では、それぞれの相場を詳しく見ていきましょう。

シャトルバス

グアムの移動手段として有名な「赤いシャトルバス」。乗車料金は1回あたり4ドルで、6歳未満の子どもは無料です。1日に何度も乗る予定がある場合には、乗り放題のパス券購入がおすすめ。料金は、1日乗り放題パス券が12ドル、2日間乗り放題が15ドル、5日間乗り放題が25ドルとなっています。
ただ、日本からのパッケージツアーの場合、シャトルバスの乗車券が無料で付いている場合があるので、事前に確認をしておきましょう。

タクシー

グアムではタクシーの初乗り料金は2.4ドルが基本。タクシー会社によって多少の差はありますが、最初の1マイル（約1.8キロ）が4ドル、以降は0.25マイル（約460メートル）ごとに80セントが追加されていきます。チップは合計金額の10％～15％支払うのがマナー。基本的には、合計金額を支払ってからチップを渡しますが、稀にチップ込みの料金を提示してくるドライバーもいるので確認したほうが良いでしょう。
さらに、グアムでタクシーに乗る際には、空港、ホテル、ショッピングモールなどのタクシー乗り場で乗車するようにしてください。流しのタクシーを利用すると法外な金額を請求される恐れがあるので注意するようにしましょう。

グアムの宿泊費の相場

ツアーなどを利用せずにすべて自分で旅のプランを立てる場合、宿泊費用がいくらかかるかというのは、旅の予算を決める上で重要なポイントとなります。

では、実際にグアムで宿泊する場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。宿泊費の目安としては、エコノミークラスのホテルが1部屋60ドル（1泊）程度。中級クラスのホテルならおよそ150ドル、高級リゾートホテルの場合は200ドル以上かかるのが一般的です。
ただし、格安ホテルにはプライベートビーチやプール、レストラン、売店などがないところも多いため注意が必要です。

長期で滞在する場合には、コンドミニアムも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。ほとんどの部屋にキッチンが付いているため、食材を買い込み自炊することが可能です。滞在が長くなってくると、肉中心のボリューム満点の食事に少し飽きが出てきてしまうことも考えられるため、自炊できるのはメリットと言えるでしょう。

グアムの食事の相場

食事の相場はもちろん何を食べるのかによって大きく変わってきます。例えば、ファーストフードの場合には1人当たり7ドル程度で済ませることも可能ですし、ミドルクラスのレストランの場合には約30ドル、高級レストランとなると50ドル以上かかることも。

グアムの食事は、日本に比べるとボリュームが約1.5倍以上あると考えておいたほうが良いでしょう。レストランなどに行って注文する際には、何品も頼んで食べきれなかったということがないように注意しましょう。

グアムの飲み物の相場

ペットボトル飲料などが比較的安いイメージのグアム。実際の相場はどのくらいの金額なのでしょうか。

• コーヒー（フードコート）／2.5～3ドルほど
• コーヒー（スターバックス）／2.3～4.5ドルほど
• 缶コーラ（350cc）／0.8～1.5ドルほど
• ミネラルウォーター（500cc）／1～1.5ドルほど
• 缶ビール／1～2ドルほど

飲み物は日本に比べるとだいたい20円～50円ほど安いイメージでしょうか。特にビールは日本よりもリーズナブルなので、グアムに行くとついお酒をたくさん飲んでしまうという人も多いようです。

グアムで購入するとお得なもの！

自由貿易港（フリーポート）であるグアムは、輸入関税がかかりません。また、消費税や州税もかからないため、グアム島内では免税店と同様のショッピングを楽しむことができます。

高級ブランドの服や香水はもちろん、人気ハイブランドのバッグや時計、コスメなど、お店によっては日本よりも10～30%も安く買い求めることが可能です。さらにボディケア商品やビーチサンダル、ワンピースやTシャツなどの夏服もお手頃価格で購入することができます。

また、セールシーズンにはブランドショップでもバーゲンが行われるので、その時期に旅行をする予定があるのなら、いち早くお気に入りのショップへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

グアムはチップが必要だということも忘れずに！

欧米の国々と同じように、チップの習慣が根付いているグアム。では、実際にどのくらいの金額が必要なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

タクシー

タクシーの場合は乗車料金の10～15%を料金と一緒に支払います。荷物の乗降を手伝ってもらった場合などには少し多めに渡すのがスマートです。

食事

レストランで食事をした場合、合計金額の15%程度をウェイターにチップとして渡します。

宿泊

荷物を部屋に運んでくれたポーターに1ドル、ルームメイドに1～2ドル、ルームサービスは料金の10～15%を支払うのが一般的です。

グアムの物価はだいたい日本と同じくらい、もしくは場合によって日本より安く感じることも。ただし、現地では外国人観光客を狙って法外な料金を提示してくる悪質なケースもあるので、旅行の際には、宿泊費や飲食代などおよその相場をあらかじめ理解しておくことも大切でしょう。

作成日：2017/07/31